長嶋正樹の靴屋家業50年 その2
- 長嶋正樹 Masaki Nagashima
- 2020年10月5日
- 読了時間: 1分
養母が勤務している間、ベッドだけのホテルの様な何も無い部屋で一人、
遠くを走る列車を眺めていると、バン!とドアが開いてアメリカ人の大男が入ってきた。
僕を見ると一瞬不思議そうな顔をし、
ハイ!と言ってにっこりして何かを探してからすぐに出て行ったが、
その大男の脚は驚くほど長く、カーキ色のパンツには折り目がピッシッ!と入っていて、
子供ながらに僕は『かっこいいな!』 と思った
次回続く

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